最近テレビなどでお墓の話題を目にする事が多いのですが、その時によく耳にする『永代供養』『永代供養墓』という言葉。
何となく耳にしたことがある。何となく意味はわかる。という方は多いんではないでしょうか?
『永代供養』とはお墓参りできない人に代わって、あるいはお墓参りをしてくれる人がいなくても代わりにお寺や霊園が永代に渡って管理や供養をしてくれる埋葬方法のことを言います。
そしてこのお墓のことを『永代供養墓』と言います。
近年では、独身や身寄りがいないという人ばかりではなく、身内に迷惑をかけたくない、墓じまい等の理由で永代供養墓を選択するひとが増えているそうです。
『永代』と言ってもこの先永遠にという訳ではありません。ではいったいどれ位の期間なのか?
一般的には30年~50年位が多いそうですが、お寺や霊園によって違いがあるので事前に確認が必要ですね。
また、一般のお墓よりも料金が安い、一式の料金を支払えばその後の費用がかからない等一般のお墓とは違う点がいくつかあります。
※ただし生前申し込みの場合には年間費等がかかる場合が多いです。
そして最近ではマンション型やインターネットでお参りができたりと色々な種類があり従来のお墓のイメージとは違ったものも多いという事も永代供養墓を選択する理由の一つかもしれません。
人は必ずいつかは死をむかえる日が来ます。その時にそれぞれ自分の事情にあった供養体系を選択できるよう、色々とお墓の事を知っておくのもいいかもしれませんね。
行政書士 西澤典子